「ライジングスターって何?」
「リーディングに重要なポイント?」
「ASC付近の天体はなぜ印象に影響するの?」
ホロスコープを学んでいくと、必ず出会う概念のひとつに
ライジングスター(ライジングプラネット)というものがあります。
ライジングスターを知ることで、あなたが新しい環境に触れた時の最初にあらわれる行動のタイプを知ることができます。
太陽が空へ昇る前、最初に地平線を照らす光のように。
ライジングスターは、あなたの人生を起動させる“点灯の星”。
この記事では、ライジングスターの意味から、天体別の特徴を丁寧に解説します。
まずは、あなたのアセンダント付近(±5度)に天体があるかどうか、確認してみましょう。
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この記事からわかること
- ライジングスターとは何か
- 自分のライジングスターを調べる方法
- ライジングスターとアセンダントの違い
- 天体ごとのライジングスターの特徴(10天体)
ライジングスターとは ― 世界に立ち上がる“最初の光”
ライジングスターとは、
アセンダント(ASC)近くに位置する天体のこと。
ASCはあなたが生まれた瞬間、東の地平線にあったポイント。
ここは「この世界に姿を表す入口」のような場所です。
その入口付近に天体があると…
- どんな雰囲気を生まれつきまとっているのか
- 自分にとっての世界との付き合い方はどんなものか
- 初対面の人に対してどのような印象を持たれやすいのか
が “無意識に” 立ち上がります。
努力して作るキャラではなく、
意識する前に作動している入り方の癖です。
例① アセンダントが天秤座の場合
例えばアセンダント天秤座を持つホロスコープの人がライジングスターを持つ場合
| ASCだけの場合 | ライジングスターが加わると |
|---|---|
| 「相手に合わせよう」 という姿勢だけがある | ライジングスター金星 → 微笑みつつ・場を整える |
| ライジングスター水星 → 話を聞いて調整する | |
| ライジングスター火星 → 先に動いてバランスをとりに行く |
このように、
ASCが“意図する前提”
ライジングスターが“実際の行動の形”
という働きが起こります。
ライジングスターの判定方法
この記事では次の基準でライジングスターを扱います。
アセンダント(ASC)±5度以内にある天体(10天体のみ)

▼上記のホロスコープの場合
アセンダント=天秤座 2度
月=天秤座 3度
⇨ 月がライジングスター
さらにライジングスターを確認する際の以下のチェック事項も覚えてください。
- サインは跨いでもOK
- 最も近い天体が象徴的に強く働く
- ライジングスターがない場合もある
ライジングスターがないのは“欠けている”ということではありません。
その場合は、素の自分(ASCの性質)で世界に触れていく というだけのこと。
あなたのホロスコープにはライジングスターが存在するでしょうか?
アセンダントと何が違うの?
混同されやすいポイントなので、ここで整理しておきます。
| 役割 | 例えるなら |
|---|---|
| アセンダント(ASC) | 玄関の形・扉のデザイン |
| ライジングスター | 扉を開けた瞬間に漏れる光 |
ASCは
→ “どんな姿勢・世界観で外に出るか”(基本の設定)
ライジングスターは
→ “その姿勢で、最初に何が起動するか”(最初の反応)
同じASCでも、ライジングスターの有無によって、
入っていく雰囲気や初動エネルギーがまったく違ってきます。
ライジングスターの本質― “外に出る自分”と“心の反応”が同時に動き出す場所
ライジングスターは、ただ外に見える雰囲気だけを示すポイントではありません。
ライジングスターは、
- 外から見える雰囲気(見た目・空気感) と
- 自分の内側で最初に動く反応(初動のクセ・心のスイッチ)
この2つを同時に立ち上げる働きを持っています。
だからこそ、ライジングスターは
「最初にどう関わるか」という形で、はっきり現れます。
たとえば、ある人は最初に言葉が出て、ある人は雰囲気で馴染み、
別の人はスピード感ある行動で場に入っていきます。
それは努力や性格づくりの前に、無意識で立ち上がってしまう“入り方のクセ” として表れるのです。
天体別ライジングスターの特徴

以下は、各天体がASC付近にあるときに現れやすい特徴の一例です。
太陽 ― 「存在感で場を照らし、主導を取る」
- 反応よりもまず、堂々とした姿勢が立ち上がる。
- 周りを照らすように「ここにいる私」が前に出る。
月 ― 「空気と感情を受信し、馴染む」
- まず感じる。相手の気分、場の雰囲気。
- 感受性で距離が縮まる。
水星 ― 「言葉と興味から接続する」
- 質問、観察、理解。
- 最初に動くのは、頭と会話のアンテナ。
金星 ― 「調和と魅力で、場をやわらげる」
- どうすれば心地いいか、自然と察して動く。
- 魅力が意識せずににじむ。
火星 ― 「動き・決断・スピードで踏み込む」
- 考えるより先に“やっている”。
- その勢いが流れを作る。
木星 ― 「開かれたゆとりが、場を広げる」
- まず肯定し、受け入れる姿勢。
- 余白とユーモアで距離が縮まる。
土星 ― 「慎重に測り、静かに引き受ける」
- 境界線と責任感が先に動く。
- 重みのある雰囲気が信頼につながる。
天王星 ― 「独自の視点で、ズレから入る」
- 常識をスルーし、違う角度から接続。
- “普通じゃない” が入口になる。
海王星 ― 「境界を溶かし、雰囲気で交じる」
- 直感的・感覚的。
- 言葉が不要な接続力。
冥王星 ― 「核心を射抜き、深度でつながる」
- 相手の本質を見抜くような接触。
- カリスマ性や圧のようなものが現れる。
まとめ ― ライジングスターは「あなたが世界へ触れる最初の光」
ライジングスターは、
アセンダントという「世界との向き合い方」に対して、
その向き合い方を、どんな形で始めるかを教えてくれる天体です。
- 言葉から入る
- 雰囲気で馴染む
- 行動で踏み込む
- 慎重さで距離を測る
こうした “最初の入り方” が、無意識に立ち上がります。
ライジングスターがない人もいますが、何かが欠けているわけではありません。
天体の色づけがない分、
アセンダントそのもののスタイルが、まっすぐに現れるだけのこと。
天体を通して色濃くスタートする人と、ASCそのものの姿勢でスッと入る人。
どちらも「その人らしい最初の光」です。
ライジングスターを知ることで、
はじめ方に無理がなくなり、
自己表現も人間関係も、もっと扱いやすくなっていきます。
あなたが世界に触れたとき、最初に灯るのはどんな光でしょうか?
