「12ハウスに冥王星があると、ひとりで悩みを抱え込みやすいって書かれてたけど、本当?」
「休みの日にひとりで過ごすと、つい考え込んでしまうのは、この配置のせい?」
「結局、どんなことが起きやすい配置なの?」
そう書かれていることもあります。ただ、それは全体のほんの一部分です。
12ハウスの冥王星は、人目から離れた「ひとりの時間」に、深く掘り下げて、自分を根っこから作り直していく配置です。
ひとりのときに、考えや気持ちが深くなるのは、その現れ方のひとつです。
この記事では、その理由を、惑星とハウスの読み方から順番に見ていきます。
この記事からわかること
- 12ハウスと冥王星、それぞれの意味
- 2つを掛け合わせて読む手順
- 実生活で出やすい3つの傾向
- ひとりで掘り下げたことを、ノートに書き出す小さな行動
ここで見てきた読み方は、ほかの惑星やハウスにも使えます。
考え方のコツを、メールでお届けします。
登録は10秒で完了。配信はいつでも解除できます。
12ハウスと冥王星の意味のおさらい
ホロスコープは、惑星が「何が働くか」、ハウスが「どこで働くか」を表します。まずは、この2つを簡単に確認しましょう。
12ハウスは、人目から離れて、ひとりで心と体を整える「舞台裏」を表すハウスです。休む、距離を置く、ひとりになる、といった動きが中心になります。映画でいえば、次の幕に備える控室のような場所です。詳しくは12ハウスとは?の記事をご覧ください。
冥王星は、深く掘り下げて、根っこからやり直す働きを表す惑星です。表面だけでは満足せず、強い集中力で、物事の核心に向かっていきます。詳しくは冥王星の意味と役割の記事をご覧ください。
12ハウスの冥王星が示すもの
12ハウスに冥王星がある人は、ひとりの時間に、考えや気持ちを深く掘り下げやすい傾向があります。
理由はシンプルです。
「深く掘り下げて、根っこからやり直す」という冥王星の働きが、「人目から離れた、ひとりの時間」の場面で働くからです。
たとえば、仕事から帰って、ひとりの部屋で、今日言われた一言を何度も思い返す。休日に、予定を入れずに過ごしながら、これからのことを考え込む。
そんなとき、考えや気持ちが、ふつうより深いところまで届きやすくなります。
12ハウスは「カルマのハウス」と書かれることもありますが、ここでは難しい言葉は使わずに、「ひとりの時間に、何が起きやすいか」で読んでいきます。
ニコ
玲音実生活で、どう現れやすいか
よく見られる傾向を、理由と一緒に3つ挙げます。
誰にでも多少はあることが、少し強めに出やすい、という捉え方をしてみてください。
① ひとりになると、気持ちの奥まで確かめたくなる
休日にひとりで過ごしているとき、ふと「私は本当は、どうしたいんだろう」と、考え込むことがあります。
誰かといるときより、ひとりのときのほうが、心の中が静かに動きます。
冥王星の働きは、「深く掘り下げる」こと。
だから、ひとりの時間に、気持ちの奥まで確かめたくなります。
② 人には言わずに、自分の中で、考えを何度も組み替える
転職や引っ越しのような決断の前に、誰にも話さないまま、何か月も考え続けることがあります。
外からは静かに見えても、中ではやり方や考えが、少しずつ作り直されています。
冥王星の働きは、「根っこからやり直す」こと。
だから、見えないところで、考え方を、深いところから組み替えていきます。
③ 休むときも、徹底して離れたくなる
疲れたときに、連絡を断って、ひとりで何日か過ごしたくなることがあります。
中途半端に休むより、完全に離れたほうが、回復できる感覚があります。
冥王星の働きは、「徹底して向き合う」こと。
だから、休むときも、思い切って距離を置きたくなります。
これらは「必ず起こる」ということではなく、「起きたときに、人一倍深く心に刻まれやすい」という意味で捉えてください。
カスプのサインとあわせて読む
12ハウスは、カスプ(ハウスの境目の線)から始まるハウスです。
カスプのサインが「ひとりの時間の入口の雰囲気」を決め、12ハウスに入った冥王星が、そこに「深さと徹底ぶり」を加えます。
カスプについては、カスプとは?の記事で詳しく解説しています。
この配置を、活かすためのヒント
深く見つめる力は、自分を整える時間を、確かなものにします。
ただ、ひとりで掘り下げ続けると、考えが同じところをぐるぐる回って、抱え込みやすくなることがあります。
そこで試してみたいのが、ひとりで掘り下げたことを、1行だけ、ノートに書き出してみることです。
「本当は、休みたい」「あの一言が、まだ引っかかっている」のような、ひと言で十分です。
書き出すと、頭の中だけにあったものが、少し距離をおいて見られるようになります。
気持ちの負担が大きいときは、身近な人や、専門の窓口に相談することも、ひとつの選び方です。
ニコ
玲音ほかの要素と組み合わせると、読みはさらに変わる
ここまでは、冥王星と12ハウスの2つだけで読んできました。
同じ冥王星でも、1ハウスなら「初対面や始めるとき」、2ハウスなら「安心の土台」、3ハウスなら「日常の会話や学び」、4ハウスなら「家庭やルーツ」の場面で働きます。1ハウスの冥王星、2ハウスの冥王星、3ハウスの冥王星、4ハウスの冥王星の記事とあわせて読むと、ハウスで読みが変わる感覚がつかめます。
まとめ
12ハウスの冥王星は、人目から離れた「ひとりの時間」に、深く掘り下げて、自分を根っこから作り直していく配置です。
その本質は、「ひとりの時間に、深く見つめて、自分を整え直す力」にあります。
掘り下げたことを、1行だけ書き出す。その積み重ねが、深く見つめる力を、自分を支える力に変えてくれます。
