アセンダント蠍座の性格と特徴|世界の感じ方と、ミステリアスに見える理由

夜明けの湖から明るく昇る太陽を、窓辺で静かに見つめる人の後ろ姿と、空にうっすら浮かぶさそり座
  • 「アセンダント蠍座って、どんな性格なの?」
  • 「初対面で、なぜか近寄りがたいと言われる」
  • 「太陽星座の説明より、こっちのほうが自分っぽい気がする」

アセンダント蠍座の説明には、
「ミステリアス」「何を考えているかわからない」
という言葉がよく出てきます。

そう書かれていることもあります。
ただ、それは全体のほんの一部分です。

アセンダント蠍座は、
目に見えるものの奥にある本音や真実を、自然と感じ取ってしまう
世界の感じ方を持っています。
ミステリアスに見えるのは、その感じ方が外ににじみ出た姿です。

この記事では、アセンダント蠍座にとって「当たり前」の感じ方から、
まわりからの見え方、人間関係や仕事での現れ方までを、順番に見ていきます。

この記事でわかること

  • アセンダント蠍座にとって「当たり前」の世界の感じ方
  • 「ミステリアス」「近寄りがたい」と言われる理由
  • 人間関係と仕事の場面で、どう現れやすいか
  • 太陽・月とのちがいと、あわせて見るチャートルーラー
ニコニコ
初対面の人に「話しかけにくかった」って、あとから言われることがあるんだよね。
玲音玲音
それ、アセンダント蠍座の人からよく聞く話なんだ。見え方より先に、感じ方から見ていくと理由がわかるよ。
ホロスコープが読めない原因を診断

21問・3〜5分。つまずきと、次にやることが分かります。

無料で原因診断をはじめる
ASTROLITのメルマガ登録で電子書籍2冊を無料配布中。ホロスコープを読むのが難しいと感じたら、まずはここから
無料の特典、受け取りませんか? 受け取る
ホロスコープの「読み方」を、メールで少しずつ

ここで見てきた読み方は、ほかの惑星やハウスにも使えます。
考え方のコツを、メールでお届けします。

特典として、電子書籍を2冊お送りします。✓ ホロスコープを自分で読むための10の考え方✓ 一枚のホロスコープを読むための7つの視点

登録は10秒で完了。配信はいつでも解除できます。

アセンダントは、世界を感じ取る「基本OS」

アセンダントは、生まれた瞬間に
東の地平線から昇っていたポイントです。
ホロスコープの1ハウスは、ここから始まります。

このサイトでは、アセンダントを
「基本OS」のようなものとして見ています。

パソコンやスマートフォンには、
土台としてOSがあります。
ふだんは意識しませんが、
その上でさまざまなアプリが動いています。

アセンダントも同じです。
世界をどう感じ取り、どう反応し、どう関わるか。
本人にとっては当たり前すぎて、意識にのぼらない
世界との接し方です。
太陽や月、ほかの惑星も、このOSの上で動いています。

アセンダントのサインは、およそ2時間ごとに変わります。
調べるときは、できるだけ正確な生まれた時間を使ってください。

アセンダントそのものについては、
アセンダント(ASC)とは?の記事で、
くわしく書いています。

アセンダント蠍座のOS 「奥を確かめるのが普通」

カフェで友人の話をカップを手に静かに聞く人と、二人のあいだにそっと伸びる金色の光の糸

蠍座は、水のサインで、固定宮。
感じ取ったものと、深く長く関わるサインです。
蠍座の性質と特徴の記事でも、
「深みに触れる」ことを蠍座の中心に置いています。

このサインがOSになると、
こんなことが「普通」になります。

  • 言葉より、声のトーンや間のほうが気になるのが普通
  • 「本当はどう思っているんだろう」と考えるのが普通
  • 信じるのは、自分で確かめてからが普通
  • 一度大事にすると決めたものは、ずっと大事にするのが普通

本人にとっては、どれも当たり前すぎて、
特別なことだとは思っていないことが多いです。
けれど、まわりから見ると、
表面だけで物事を受け取らない人に見えます。

ニコニコ
「本当はどう思ってるんだろう」って考えるの、みんなもやってると思ってた。
玲音玲音
それがOSなんだ。自分には当たり前だから、ほかの人との差に気づきにくいんだよね。

なぜ「ミステリアス」「近寄りがたい」と言われるのか

にぎやかな集まりから少し離れた窓辺で、グラスを手に落ち着いて全体を見ている人

アセンダント蠍座の人は、
「落ち着いている」「何を考えているかわからない」
と言われることがあります。

理由は、奥を確かめるOSで世界を受け取っているからです。
相手や場の空気を、まず静かに感じ取る。
そのあいだ、表情や言葉はあまり動きません。

  • 自分の話より、相手の話を聞いていることが多い
  • 表情や声のトーンが、大きく変わらない
  • すぐには打ち解けず、少しずつ距離を縮める

こうしたふるまいが、まわりからは
「感情が読めない」「近寄りがたい」
と見えることがあります。

内側では、相手のことをかなり細かく感じ取っています。
静かなのは、ちゃんと見ているからです。

アセンダントの「見え方」は、
いつもその人の「感じ方」がにじみ出たものです。
印象の説明が当たっていないと感じたときも、
感じ方のほうから読むと、しっくりくることがあります。

ニコニコ
たしかに、黙ってるときほど、まわりのことをよく見てるかも。
玲音玲音
うん。その観察が、あとで「この人はわかってくれる」という信頼につながっていくんだ。

人間関係と恋愛で、どう現れやすいか

夜の部屋でランプをはさみ、マグカップを手にゆっくり話すふたり

奥を確かめるOSは、
人との関わり方に、いちばんはっきり出ます。

信頼は、時間をかけて決める

最初から心を開くことは少なく、
相手の言葉と行動が一致しているかを、静かに見ています。

その分、一度「この人は大丈夫」と思えた相手とは、
何年も関係が続きます。
知り合いの広さより、つながりの深さで
人間関係をつくりやすいOSです。

言葉と本音のずれに、すぐ気づく

「大丈夫」と言う人の声が、少し沈んでいる。
そんな小さなずれを、ほかの人より先に感じ取ります。

身近な人の変化に気づけるのは、大きな力です。
ただ、気づいたことを口にしないままでいると、
相手には伝わらないこともあります。

恋愛では、表面のやりとりより本音を求める

恋愛でも、楽しいやりとりだけでは物足りなく感じやすいです。
「この人は、本当はどんな人なんだろう」と知りたくなり、
本音で話せる関係を大切にします。

ニコニコ
仲よくなるのに時間がかかるって、自分では気にしてたんだけど、そういうことだったんだ。
玲音玲音
時間がかかるのは本当。でも、その分ちゃんと続く。それがアセンダント蠍座の強みなんだ。

仕事の場面で、どう現れやすいか

机に広げた資料の下から、ほのかに光る1枚をそっと引き出す人

仕事でも、同じOSが動いています。

表に出ていない原因を探す

問題が起きたとき、
目の前の出来事より先に、
「そもそも、なぜこうなったのか」を考えます。
表に出ていない原因を見つける力として出やすくなります。

始めるのはゆっくり、始めたら最後までやる

新しいことは、「本当にやる意味があるか」を
自分の中で確かめてから引き受けます。
始めるまでに時間はかかりますが、
始めたら、簡単には手放しません。

人の本音を受け止める役になりやすい

聞き役にまわることが多く、口も堅いので、
まわりから相談ごとが集まりやすくなります。

どの場面でも、元にあるのは
奥を確かめてから関わるという、同じ感じ方です。

太陽・月とのちがい

アセンダントは、太陽や月とは役割がちがいます。

役割
太陽目指す方向、人生の目的
月感情や安心感、素の自分
アセンダント世界の感じ方と行動パターン、初期設定のOS

たとえば、太陽が獅子座で、アセンダントが蠍座の人。
「自分らしさを堂々と表現したい」という目指す方向(太陽)と、
「まず奥を確かめてから関わる」というOS(アセンダント)が、
同じ人の中にあります。

この人は、慣れた場所では明るく自分を出せても、
はじめての場所では静かに様子を見ることが多いかもしれません。
どちらも本当の自分で、役割がちがうだけです。

「太陽星座の説明より、アセンダントのほうが自分っぽい」
と感じる人が多いのは、
アセンダントが、当たり前すぎて毎日動いているOSだからです。

太陽・月・アセンダントを順番に読む方法は、
初心者向けのホロスコープの見方の記事で、
太陽星座が自分に合わないと感じるときの読み直し方は、
太陽星座が当てはまらないときの記事で書いています。

あわせて見たい チャートルーラーとライジングスター

チャートルーラーは、冥王星と火星

アセンダントのサインを支配する惑星を、
チャートルーラーと呼びます。
アセンダントで始まった世界との関わりが、
人生のどの方向へ向かっていくのかを教えてくれます。

アセンダント蠍座のチャートルーラーは、
冥王星と、古くからの支配星の火星です。

  • 冥王星は、根っこから作り直す働き
  • 火星は、自分の力で動き出す働き

この2つがどのハウスにあるかを見ると、
奥を確かめるOSが、人生のどんな場面に向かっていくか
が見えてきます。

たとえば、冥王星が10ハウス(仕事や社会での立場)にあれば、
仕事の場面で、物事を根本から見直す力として出やすくなります。

チャートルーラーの読み方は
チャートルーラーとは?の記事で、
それぞれの惑星は
冥王星と
火星の記事で解説しています。

アセンダントの近くに惑星があれば、ライジングスター

アセンダントのすぐ近く(前後5度ほど)にある惑星は、
ライジングスターと呼ばれます。
ある人は、その惑星の性質も、世界に触れたときに一緒に動き出します。
くわしくはライジングスターの記事をご覧ください。

ニコニコ
アセンダントだけじゃなくて、冥王星と火星の場所まで見ると、もっと具体的になるんだね。
玲音玲音
そう。アセンダントが「世界の感じ方」なら、チャートルーラーは「その関わりがどこへ向かうか」なんだ。

OSを知って、自分で使いこなす

アセンダント蠍座の人は、
人や物事の奥にあるものを感じ取る力を持っています。
ただ、そのOSは本人には当たり前すぎて、
「感じ取っている」こと自体に気づいていないことがあります。

まずは、ふだんの自分が
「本当はどうなんだろう」と考えている場面に、
気づいてみてください。

そのうえで試してみたいのが、
感じ取ったことを、ひとつだけ言葉にして返すことです。

「今日、少し疲れてそうですね」
「その話、すごく大事にしてるんですね」

ひとこと返すだけで、
静かに見ていたことが、相手にも伝わります。
観察していた時間が、信頼に変わるきっかけになります。

まとめ アセンダント蠍座は、奥を確かめるのが「普通」

  • アセンダント蠍座は、目に見えるものの奥にある本音や真実を、自然と感じ取るOS
  • 「ミステリアス」に見えるのは、その感じ方が外ににじみ出ているから
  • 人間関係では、時間をかけて信頼を決め、深く長くつながりやすい
  • 仕事では、表に出ていない原因を探し、始めたことを最後までやる力として出やすい
  • チャートルーラーの冥王星と火星の場所を見ると、その関わりが向かう先が見えてくる

アセンダントは、
自分を心地よく使うための取扱説明書のようなものです。
自分の「当たり前」に気づくところから、
その深さを、まわりと分け合ってみてください。

ニコニコ
「近寄りがたい」って言われてたのが、ちょっと誇らしくなってきた。
玲音玲音
その見方で、自分のホロスコープの冥王星と火星も探してみてね。
  • この記事を書いた人

玲音(レオ)

西洋占星術を「知っている」から「読める」に変えることをテーマに活動。惑星・サイン・ハウスの意味を覚えるだけでなく、なぜそう読むのかを自分で考え、一枚のホロスコープを読み解くための考え方を発信。ブログ・メルマガ・講座を通して、占星術を長く、ちゃんと楽しむための学びを届けています。

-アングル, サインと惑星の組み合わせ