- 「ホロスコープを出したけど、記号だらけでどこを見ればいいかわからない」
- 「本で意味を調べても、1枚のチャートになると読めない」
- 「自分のことを知りたかったのに、やっぱり難しいのかもと思ってしまう」
はじめてホロスコープを開いた人の多くが、
ここで同じ気持ちになります。
でも、読めない理由はシンプルです。
どこから見るかという「順番」を、まだ持っていないだけなんです。
この記事では、太陽・月・アセンダントの3つだけを使って、
1枚のホロスコープを実際に順番どおりに読んでいきます。
この記事でわかること
- ホロスコープを何から見ればいいか
- 最初に太陽・月・アセンダントを見る理由
- 例のチャートで、3つを一文ずつ読む手順
- 自分のチャートで試せる書き込みシート
ニコ
玲音ここで見てきた読み方は、ほかの惑星やハウスにも使えます。
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ホロスコープが読めないのは「見る順番」がないから

ホロスコープには、
10個の惑星、12のサイン、12のハウス、そしてアスペクト(惑星どうしの角度)が、
全部いっしょに書き込まれています。
一つひとつの意味は調べられても、
全部を同時に見ようとすると、情報があふれてしまいます。
ここで足りないのは、知識の量より
「どこから見るか」という順番です。
順番が決まっていれば、見るものは一度に一つだけ。
一つ読んだら、次の一つへ進めばいいんです。
ほかの惑星やハウス、アスペクトは、今日はいったん置いておきます。
まずは3つだけで、1枚を読みきる体験をしてみましょう。
サインにハウスを重ねて読む方法は、
惑星・サイン・ハウスの読み方の記事で紹介しています。
意味を一覧で覚える学び方が、なぜ読むことにつながりにくいのかは、
ホロスコープが独学で読めない理由の記事でくわしく書いています。
初心者が最初に見るのは、太陽・月・アセンダントの3つ

3つは、それぞれ見ているものがちがいます。
太陽は、その人が人生を通して向かいたい方向。
月は、どんな状態のときにほっとできるか。
アセンダントは、世界をどう感じ取り、どう入っていくか。
この3つがそろうと、一人の人の輪郭が見えてきます。
はじめての1枚なら、3つだけでも十分に読めます。
ニコ
玲音読む前に決めておくこと 読みは「仮の一文」でいい
読みはじめる前に、一つだけ決めておいてほしいことがあります。
これから書く一文は、
「こう読めそうだ」という仮の一文です。
あとで本人の実感と照らし合わせて、
合っていればそのまま、ちがっていれば直していきます。
ホロスコープが読めないと感じている人の多くは、
正しい答えを一つ探そうとしています。
けれど同じ配置でも、出かたは人によってちがいます。
だから最初の一文は、まちがえてもいいものとして書いてみてください。
仮の一文を置けるようになることが、読めるようになるいちばんの近道です。
ニコ
玲音例のチャートで、ホロスコープを読んでみる

ここからは例として、
「みゆきさん」という人のチャートを使います(説明のために作った例です)。
- 太陽は天秤座
- 月は山羊座
- アセンダントは蟹座
読み方は、3つとも同じ手順です。
- その惑星(またはアセンダント)が何を表すかを確かめる
- そのサインがどんな性質かを確かめる
- 2つを重ねて、「〜かもしれない」の一文にする
ステップ1 太陽を読む
太陽は、その人が本当は向かいたい方向を表します。
天秤座は、
人と人のあいだでバランスをとり、心地よい関係を形にしようとする性質です。
重ねると、こんな一文になります。
人との関係のなかで、どちらにも無理のない形を探しながら、自分の進む道を選んでいこうとしているのかもしれない。
最初から、整った文にしなくて大丈夫です。
「太陽は方向」「天秤座はバランス」と確かめて、
ゆるくつなげれば十分です。
ニコ
玲音ステップ2 月を読む
月は、その人がほっとできる形を表します。
山羊座は、
時間をかけて、現実の中に一つずつ形を積み上げていく性質です。
重ねると、こうなります。
やるべきことが見えていて、それを少しずつ積み上げられているときに、気持ちが落ち着くのかもしれない。
ここで、太陽の一文と並べてみます。
太陽は「人との関係のなかで、無理のない形を探す」。
月は「やるべきことを積み上げられると落ち着く」。
向いている先が、少しちがって見えますね。
ここで「どっちが本当のみゆきさんなのか」を決めなくていいんです。
人はもともと、いくつもの面を持っています。
「この2つは、みゆきさんの中でどう一緒に働いているんだろう」という問いのまま、次へ進みます。
ステップ3 アセンダントを読む
アセンダントは、その人が世界をどう感じ取り、どう関わりはじめるかを表します。
本人にとっては当たり前すぎて、意識していない入り方です。
蟹座は、
身近な人や場所を大切にし、安心できるつながりを守ろうとする性質です。
重ねると、こうなります。
新しい場所では、まずそこにいる人の気持ちや空気を感じ取ってから、自分の関わり方を決めるのが自然なのかもしれない。
ステップ4 3つの文をつなげて、一人の人にする
3つの一文を並べて、入り方から順につなげます。
新しい場所では、まずまわりの空気を感じ取ってから入っていく。人との関係のなかで、みんなに無理のない形を探しながら進んでいきたい。そして、自分のやるべきことが見えていて、それを積み上げられているときに安心する。
ばらばらだった3つの記号が、
一人の人の姿になってきました。
これが、ホロスコープを「読む」ということの最初の形です。
ニコ
玲音ステップ5 仮の一文を、問いにして確かめる
最後に、書いた一文を問いに変えます。
本人に聞くなら、たとえばこんなふうに聞けます。
- 人に合わせることと、自分がやるべきことのあいだで、迷うことはある?
- 気持ちが落ち着くのは、どんなとき?
- はじめての場所で、最初にすることは何?
答えが「そうそう」なら、その一文はそのまま持っておきます。
「人に合わせるのは、むしろ苦手かも」と返ってくることもあります。
そのときは、どの部分がちがうのかがわかったこと自体が、次の材料になります。
たとえば、ほかの惑星を見てみる理由になる。
本人の実感とチャートのあいだを行き来しながら直していくことも、読む作業の大事な一部です。
自分のチャートで「当てはまらない」と感じたときの読み直し方は、太陽星座が当てはまらないときの記事でくわしく書いています。
ニコ
玲音自分のホロスコープで、3つを読んでみよう

ここまでの手順を、自分のホロスコープで試してみてください。
かっこの中を埋めるだけで、一文ができます。
書き込みシート
- 私の太陽は( )座。本当は( )したいのかもしれない
- 私の月は( )座。( )なとき、ほっとできるのかもしれない
- 私のアセンダントは( )座。新しい場所では、まず( )するのが自然なのかもしれない
かっこの中は、サインの説明から
いちばんしっくりきた言葉を一つ入れれば十分です。
サインの性質は、12サインの意味一覧から確かめられます。
3つ書けたら、ステップ4と同じように
世界への入り方 → 向かいたい方向 → ほっとできる形の順につなげてみてください。
そして最後に、「本当にそうかな?」と自分に聞いてみる。
思い当たることがあれば、それがあなたの最初の読みです。
ホロスコープの見方でよくある迷い
Q. 3つの一文が、食い違っているように見えます
A. 食い違って見えるところは、
その人らしさが出やすいところです。
ステップ2のように、
「この2つはどう一緒に働いているんだろう」という問いのまま持っておいてください。
食い違う配置を、一人の人物像にまとめる4つの見方は、
太陽星座と月星座が違う人への記事で紹介しています。
Q. サインの性質を読んでも、一文にできません
A. サインの説明には、たくさんのキーワードが並んでいます。
全部使わなくて大丈夫です。
いちばんしっくりきた言葉を一つだけ選んで、
惑星の「何を表すか」とつないでみてください。
Q. 太陽と月のちがいが、まだよくわかりません
A. 太陽と月の違いの記事で、
2つの役割を並べて紹介しています。
ニコ
玲音まとめ ホロスコープは、順番があれば読める
ホロスコープを開いて何から見ればいいかわからないときは、
太陽・月・アセンダントの3つだけを、順番に読んでみてください。
- 太陽は、本当は向かいたい方向
- 月は、ほっとできる形
- アセンダントは、世界への入り方
一つずつ「〜かもしれない」の一文を置いて、最後に並べてつなげる。
そして本人の実感と照らし合わせて、直していく。
全部を一度に読もうとしなくても、この順番があれば、自分の読みを一つずつ置いていけます。
まずは、太陽と月の2つから始めてみてください。
書いてみて、太陽と月が別々の方向を向いているように見えたら、
そこに今の迷いの理由が隠れているかもしれません。


