太陽星座が当てはまらないのはなぜ?ホロスコープを読み直す5つの見方

夜の部屋の窓に映る自分のシルエットと、重なる星空を見つめる人のイラスト
  • 「太陽星座の説明を読んでも、ぜんぜん自分らしくない」
  • 「みんなが言う〇〇座の性格に、ひとつも当てはまらない」
  • 「当てはまらないなら、占星術って当たらないのかな」

ホロスコープを読みはじめると、
多くの人が一度はこう感じます。

でも、「当てはまらない」と感じたところは、
読み直すと、自分のことがいちばんよくわかるところです。

この記事では、配置をまちがいと決めずに、
当てはまらない配置を読み直す5つの見方を紹介します。

この記事でわかること

  • ホロスコープが「当てはまらない」と感じる理由
  • 当てはまらない配置を読み直す5つの見方
  • 例のチャートで、読み直しを順番にやってみる手順
  • それでも当てはまらないときの考え方
ニコニコ
太陽のサインの説明、何回読んでも自分のことだと思えないんだよね。生まれた時間がまちがってるのかな。
玲音玲音
その感覚、すごく大事にしてほしいな。当てはまらないところには、読み直すヒントがたくさんあるんだ。
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太陽星座が当てはまらないと感じる3つの理由

夜の部屋で、本を手に姿見の前に立ち、少し首をかしげる人のイラスト

理由1 星座占いのイメージで読んでいる

「〇〇座は社交的」「〇〇座はがんこ」。
雑誌やテレビの星座占いで見たイメージは、
いつのまにか頭の中に残っています。

けれど、そのイメージは
サインの性質の、ほんの一部の出かたです。

同じ性質でも、出かたは人によってちがいます。
イメージと合わないだけで、性質そのものは持っていることがよくあります。

理由2 太陽を「今の性格」として読んでいる

このサイトでは、太陽を
「本当は向かいたい方向」として見ています。

太陽の性質は、子どものころからはっきり出る人もいれば、
経験を重ねるうちに、だんだん意識するようになる人もいます。

だから、今の自分にまだ出ていないと感じるのは、自然なことです。

理由3 ほかの配置のほうが、強く出ている

ホロスコープには、太陽のほかにも
月やアセンダント、たくさんの惑星があります。

ふだんの気分や反応には月が、
人から見える最初の印象にはアセンダントが出やすいこともあります。

太陽だけを見て「当てはまらない」と感じるときは、
ほかの配置のほうが、いま前に出ているだけかもしれません。

ニコニコ
太陽って、今の性格じゃなくて「向かいたい方向」なんだ。それなら、まだ出てないのも当たり前かも。
玲音玲音
そうなんだ。太陽は、これから育っていく方向として見ると、ぐっと読みやすくなるよ。

当てはまらない配置を読み直す5つの見方

当てはまらないと感じた配置は、
次の5つの見方を、上から順番に使って読み直します。

見方自分に聞くこと
1 役割を確かめるその惑星は、何を表している?
2 キーワードを開くそのサインの性質は、ほかにどんな出かたがある?
3 場面を変えて探すどんな場面なら、思い当たる?
4 ほかの配置と並べる月やアセンダントと並べると、どう見える?
5 仮のまま置いておく今はまだ、わからないままでいい?

全部を使わなくても大丈夫です。
途中で思い当たることがあれば、そこで十分です。

見方1 役割を確かめる

最初に、その惑星が何を表しているかを確かめます。

太陽なら、今の性格より「本当は向かいたい方向」。
月なら、ほっとできる形。
アセンダントなら、世界への入り方。

役割を取りちがえたまま読むと、当てはまらなく感じやすくなります。

見方2 キーワードを開く

次に、サインのキーワードを一つの言葉から開いてみます。

たとえば天秤座の「バランス」なら、
人に合わせることだけでなく、こんな出かたもあります。

  • 自分と相手、どちらにも無理のない形を探す
  • 場の空気や見た目の心地よさを整える
  • どちらか一方に決めず、比べて考える

ひとつのキーワードにも、いくつもの出かたがあります。
自分に近い出かたが、どこかにないか探してみてください。

見方3 場面を変えて探す

その性質が出る場面は、ひとつとは限りません。
次のような場面で、思い当たることがないか振り返ってみます。

  • 仕事や学校など、人と関わる場面
  • 家や、ひとりの時間
  • 好きなことをしているとき
  • 子どものころや、学生のころ

「仕事では出ないけれど、好きなことでは出ている」
場面を変えると、見えてくることがよくあります。

見方4 ほかの配置と並べる

太陽が当てはまらないと感じたら、
月やアセンダントと並べてみます。

月やアセンダントのほうがしっくりくるなら、
それは、ふだんの自分にはその配置が強く出ているということ。
太陽は、その奥で「向かいたい方向」として働いているのかもしれません。

並べ方は、太陽星座と月星座が違う人への記事でくわしく紹介しています。

見方5 仮のまま置いておく

4つの見方を使っても思い当たらないときは、
無理に当てはめず、仮のまま置いておきます。

ホロスコープは、何度も読み返していくものです。
経験を重ねるうちに、ある日ふと
「あれは、このことだったのかも」と腑に落ちることもあります。

ニコニコ
当てはまらないからまちがい、って決めなくていいんだね。
玲音玲音
うん。わからないままにしておくのも、立派な読み方なんだ。

例のチャートで、当てはまらない太陽を読み直してみる

夜の机で、ノートの一文に線を引き、その下に書き直している手元のイラスト

ここからは例として、
「みゆきさん」という人のチャートを使います(説明のために作った例です)。

  • 太陽は天秤座
  • 月は山羊座
  • アセンダントは蟹座

初心者向けのホロスコープの見方の記事で、
太陽はこんな一文になりました。

人との関係のなかで、どちらにも無理のない形を探しながら、自分の進む道を選んでいこうとしているのかもしれない。

ところが、みゆきさんに聞いてみると、
こんな答えが返ってきました。

人に合わせるのは、むしろ苦手かも。

5つの見方で、読み直してみましょう。

1 役割を確かめる

太陽は、今の性格より「本当は向かいたい方向」。
「人に合わせるのが得意か」より、「どんな関係をつくりたいか」を聞いてみます。

2 キーワードを開く

天秤座の「バランス」を、
「人に合わせる」だけでなく、ほかの出かたで考えてみます。

  • 自分と相手、どちらにも無理のない形を探す
  • 一方的な関係より、対等な関係を大事にする

みゆきさんに聞いてみると、
「合わせるのは苦手。でも、どちらかががまんする関係は、いやだと思う」。
「対等な関係を大事にする」なら、思い当たるようです。

3 場面を変えて探す

「職場では、自分のやることを優先しがち」。
けれど、「友だちどうしがもめたときは、間に入って話を聞く役になることが多い」。

人との関係の整え方としての天秤座は、
プライベートの場面では出ているのかもしれません。

4 ほかの配置と並べる

みゆきさんの月は山羊座。
やるべきことを積み上げられているときに、ほっとできる配置でした。

職場で「人に合わせるより、自分のやることを優先する」のは、
月の山羊座が前に出ているから、と読むこともできます。

5 読み直した一文

ここまでを、一文にまとめなおします。

人に合わせるのは得意ではないけれど、どちらかががまんする関係はいやで、対等で心地よい関係を大事にしたい。職場では自分のやることを優先する一方で、身近な人の間では、関係を整える役を自然に引き受けているのかもしれない。

最初の一文より、
ぐっと、みゆきさんらしい読みになりました。

ニコニコ
「人に合わせる」じゃなくて「対等でいたい」なら、天秤座がちゃんと当てはまるんだね!
玲音玲音
でしょう。キーワードを開いて、場面を変えるだけで、配置がその人の言葉になっていくんだ。

それでも当てはまらないときに、確かめたいこと

5つの見方を使っても当てはまらないときは、
次のことも確かめてみてください。

生まれた時間はあっているか

生まれた時間がずれていると、
アセンダントや、日によっては月のサインが変わることがあります。

母子手帳などで、生まれた時間を確かめてみてください。
時間がわからないときは、太陽と月を中心に読むと安心です。

人から見た自分と、くらべてみる

自分のことは、自分ではいちばん見えにくいものです。

家族や、よく知っている友だちに
「わたしって、どんなふうに見える?」と聞いてみると、
自分では気づいていなかった出かたが見つかることがあります。

ニコニコ
友だちに聞いたら「めっちゃ人の話聞いてるよ」って言われたこと、あったかも…。
玲音玲音
そういうことなんだよね。自分では当たり前すぎて、気づいていない出かたって、けっこうあるんだ。

自分のホロスコープで、読み直してみよう

夜の窓辺のソファで、膝にアルバムを開いたまま月と星の空を見上げる人のイラスト

当てはまらないと感じた配置を、ひとつ選んで、
5つの見方で読み直してみてください。

書き込みシート

  1. 当てはまらないと感じた配置は(  )の(  )座
  2. その惑星が表すのは(  )
  3. そのサインの性質の、ほかの出かたは(  )
  4. 思い当たる場面は(  )
  5. 読み直した一文は(  )かもしれない

サインの性質は、12サインの意味一覧から確かめられます。

書けたら、「本当にそうかな?」と自分に聞いてみる。
読み直した一文が、少しでもしっくりきたら、それがあなたの読みです。

ホロスコープが当てはまらないときの、よくある迷い

Q. 当てはまらないなら、占星術は当たらないということですか?

A. このサイトでは、ホロスコープを「当てるもの」より、
自分のことを考えるための材料として読んでいます。

当てはまらないと感じたところは、
自分のことを考えなおすきっかけになるところです。

Q. 太陽より、月のサインのほうがしっくりきます

A. よくあることです。
月は、ふだんの気分や、ほっとできる形を表すので、
毎日の自分には、月のほうが出やすいことがあります。

太陽は、その奥で「向かいたい方向」として働いていると読んでみてください。

Q. 読み直すと、都合のいいように読んでいる気がします

A. その感覚は、とても大事です。

読み直すときは、思い当たる具体的な場面があるかを目安にしてください。
場面が浮かぶ読みは、都合のいい読みとはちがいます。

ニコニコ
当てはまらないって思ってた太陽、場面を変えてもう一回探してみる!
玲音玲音
いいね。見つかった場面は、メモしておいて。あとから読み返すと、太陽の向かう方向が少しずつ見えてくるよ。

まとめ 当てはまらないところは、読み直すとよくわかるところ

ホロスコープが当てはまらないと感じたら、
5つの見方を、上から順番に使ってみてください。

  1. 役割を確かめる(太陽は、今の性格より向かいたい方向)
  2. キーワードを開く(ひとつの性質にも、いくつもの出かたがある)
  3. 場面を変えて探す(仕事、家、好きなこと、子どものころ)
  4. ほかの配置と並べる(月やアセンダントのほうが前に出ていることも)
  5. 仮のまま置いておく(あとから腑に落ちることもある)

当てはまらないところは、読み直すと、自分のことがいちばんよくわかるところです。

まずは、いちばん「自分らしくない」と感じる配置から、読み直してみてください。

  • この記事を書いた人

玲音(レオ)

西洋占星術を「知っている」から「読める」に変えることをテーマに活動。惑星・サイン・ハウスの意味を覚えるだけでなく、なぜそう読むのかを自分で考え、一枚のホロスコープを読み解くための考え方を発信。ブログ・メルマガ・講座を通して、占星術を長く、ちゃんと楽しむための学びを届けています。

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